世界を支配するアリの生存戦略
発行 文藝春秋 文春新書
定価 1,155円
初版 2024-08-20
頁数 256頁
参考
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文春新書 1466-『アリとキリギリス』に書かれる働き者で好感度の高いアリのイメージは今や昔、近年では「殺人アリ」として報道されるヒアリをはじめ、外来アリの侵入と繁殖力は日本列島をも脅かしつつある。電化製品を破壊し、仏壇の供え物は蟻塚になる善良なる。生態系をも変えてしまう。働き者から恐るべき害虫へ。身内(巣の仲間)には優しくとも人間を含め他の生物には無慈悲な外来アリは、私たちの生活のすぐそばまで迫ってきているのだ。その世界を支配するアリの生存戦略とは?外来アリのなかでも1つのコロニー(群、親戚関係)が大陸を超え、世界を股にかけた圧倒的なスケールで知られるアルゼンチンアリの生態・駆除研究で東大総長賞を受賞、化学メーカーでは殺虫剤の研究に従事し、その写真作品で数々の賞も受賞、アリを追いかけて5大陸を踏破した異色のアリ研究者が描き出す!
要旨善良なる働き者から恐るべき害虫へ。「アリとキリギリス」のアリの牧歌的なイメージは今や昔、近年ではヒアリなど外来アリの侵入が日本列島を脅かしつつある。中でも圧倒的な繁殖力で知られるアルゼンチンアリ。地球を支配するその驚異の生態を“アリハンター”の研究者が描く。
目次第1章 BADな外来アリたち(深紅の衝撃、ヒアリミクロの雷、コカミアリ ほか)第2章 社会性昆虫としてのアリ その生態と進化史(そもそも社会性昆虫とはアリの社会 ほか)第3章 アルゼンチンアリの驚異の生態(アルゼンチンアリの生態世界における分布 ほか)第4章 アルゼンチンアリ海外見聞録(アルゼンチンマデイラ島 ほか)第5章 驚異のアリとの付き合い方 駆除と共存への道(侵入フェーズごとの外来種対策侵入に気づくには ほか)『アリとキリギリス』に書かれる働き者で好感度の高いアリのイメージは今や昔、近年では「殺人アリ」として報道されるヒアリをはじめ、外来アリの侵入と繁殖力は日本列島をも脅かしつつある。電化製品を破壊し、仏壇の供え物は蟻塚になる善良なる。生態系をも変えてしまう。働き者から恐るべき害虫へ。身内(巣の仲間)には優しくとも人間を含め他の生物には無慈悲な外来アリは、私たちの生活のすぐそばまで迫ってきているのだ。その世界を支配するアリの生存戦略とは?外来アリのなかでも1つのコロニー(群、親戚関係)が大陸を超え、世界を股にかけた圧倒的なスケールで知られるアルゼンチンアリの生態・駆除研究で東大総長賞を受賞、化学メーカーでは殺虫剤の研究に従事し、その写真作品で数々の賞も受賞、アリを追いかけて5大陸を踏破した異色のアリ研究者が描き出す!