「テレビ局に、入れません」
自ら「負け人生」と語る日々をコミカルにつづった、切なくも笑える渾身のエッセイ。
ある日は地方営業でワイングラスに石を投げられ、ある日はサインをネットで売られる。またある日はファンでもない人からゴミにサインを書いてと頼まれ、たまのキー局の特番では一言もしゃべれずひな壇をあとにする……。
ヤフートップニュースを幾度も賑わわせたwithnewsの大人気連載が、大幅改稿・加筆されて待望の書籍化!
なりたい自分になれなかった、すべての人へ≪山田ルイ53世さんからのコメント≫
一発屋は、人生のしおり、記憶のポストイット。入学、卒業、結婚、出産といった人生の節目の場面には、
「そういえば、あの頃はあの芸人のギャグが流行っていたなー……」と必ず僕達の姿があります。この本もそうなれば幸いです。
目次1 僕は一発屋
?旬?ではないもの代表
一発屋のプライド
いつにも増して自分が出ていないテレビ
ドッキリと現実が入り交じるパラレルワールド
ゴミにサインを書いた日
マスクで「芸能人きどり」
自らの不健康を祈る仕事
地方でもてはやされ、東京であしらわれ
ADが僕に渡したもの
心霊ロケで手抜きお祓い
シルクハットを脱ぐタイミング
テレビ局で味わう「場違い感」
一発屋がおびえる宴会シーズン
「不発」覚悟の新ネタ
芸人泣かせ「食リポ」の舞台裏
家ロケで身を削る
オークションサイトに自分のサイン
?世界観芸人?との格差
素人に負ける切ないハロウィン2 下を向いて歩こう
芸人が絶望する夜
一発屋は最底辺の最高峰
暴走する?おいしい?
「やっぱり駄目か」の連続を生きる
人生諦めが肝心
?乾杯?の瞬間
負け人生を差し出すということ内容(「BOOK」データベースより)人生、諦めが肝心である。これはエッセイか、それともただの愚痴か。
[著者について]山田ルイ53世
本名、山田順三。お笑いコンビ・髭男爵のツッコミ担当。1975年兵庫県出まれ。
地元の名門・六甲学院中学校に進学するも、引きこもりになる。
大検合格を経て、愛媛大学法文学部に入学・中退。99年、ひぐち君と髭男爵を結成。主な著書に『ヒキコモリ漂流記 完全版』(角川文庫)、『一発屋芸人列伝』(新潮社)がある。「髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ」(文化放送制作)をはじめとしたラジオのフィールドでも活躍、毒舌交じりの話術に定評がある。